なまこマンの毎日ゲーム宣言!

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ヒカキンの麦茶「ONICHA」はフラットな気持ちで飲める美味しい麦茶

2026年4月21日に、全国のセブンイレブンにて、人気YouTuberのヒカキンさんがプロデュースした新商品の麦茶「ONICHA」が発売されました。

プロモーションの初動でつまずいてしまったところはあったものの、僕はヒカキンさんの大ファンなので、個人的には「ヒカキンの送り出す新商品」という時点でとてもワクワクしていました。

発売日当日に購入し、早速飲んでみましたが、フラットな気持ちで飲める美味しい麦茶でした。市販の麦茶の中でも特にサラサラと飲める口当たりで、個人的にはランニングやハイキングなどの、運動時の水分補給として活用したいと思いました。

ONICHAを飲んでみる

今回、ONICHAは名古屋市千種区某所のセブンイレブンにて、20時半頃に購入しました。

同日に再販されたみそきんは、この時間には全滅していましたが、ONICHAの在庫には余裕がありました。常温と冷蔵で販売されており、本数制限も特になかったので2本購入しました。

内容量は600mL、価格は税抜138円(税込149.04円)となっています。コンビニで売られている他社の麦茶と大きく変わらない価格帯です。みそきんは他のカップラーメンと比較して割高なのがネックだったので、そういう点では手に取りやすい商品だと言えます。

味は軽やかで、さらりと飲めます。まあ麦茶自体が軽やかにさらりと飲める飲み物ではあるのですが、後述の他社製品と比べても、ONICHAは焙煎大麦の香りが強すぎず、サラサラゴクゴクと飲めます。

「大麦の香りが強すぎない」というのは個人的に決してマイナス評価ではありません。喉に引っかからずにスルスルと飲めるので、冒頭でも述べたように、ランニングやハイキングの際の「喉乾いたァ~!!飲み物ガブガブ飲みてぇ~~!!!」というシチュエーションにおいて、ガブガブ飲むのに丁度良いと感じます。

また、ラベルには「鬼みくじ」という運試し要素があり、ラベルを分別しつつ「ワクワク」することもできます。鬼みくじには大吉・中吉・小吉に加え、シークレットも1種類あるとのことで、シークレットのデザインが何なのか早速気になっています。

ONICHAと他の麦茶を飲み比べてみる

せっかくなので、ONICHAと他の麦茶を飲み比べてみることにしました。コンビニで販売されている大手メーカーの麦茶から、

  • 健康ミネラルむぎ茶(伊藤園)
  • やかんの麦茶(コカ・コーラ)
  • グリーンダ・カ・ラ やさしい麦茶(サントリー)(というかやさしい麦茶はブレンド茶でしたね…。)

と、飲み比べてみました。

麦茶の味の違いを強く意識することは普段あまり無かったのですが、いざ飲み比べると各商品の個性が際立ちます。

顕著なのは、焙煎した大麦の香りと風味です。強い順に、

健康ミネラルむぎ茶>やさしい麦茶≧やかんの麦茶≧ONICHA

という印象を受けます。

健康ミネラルむぎ茶は一口目、口に入れた瞬間から大麦の香ばしい香りがブワッと広がります。この強い香りは、お弁当など、食事のお供として飲むときにありがたいです。

やかんの麦茶とやさしい麦茶は、健康ミネラルむぎ茶と比べて初っ端から大麦の香りがガツンと来る感じではないのですが、やかんの麦茶は口に入れた瞬間から飲み込むまで軽やかに大麦の香りが持続しますし、やさしい麦茶は口に入れた瞬間こそ軽やかですが、後味でブワッと焙煎の香りが広がります。

そんな中でONICHAは、やかんの麦茶以上に軽やかな口当たりで、水のようにゴクゴクと飲めます。なんというか、良い意味で「自宅で水出しした麦茶」っぽさがあります。

成分は微妙に違っています。各商品、

  • 健康ミネラルむぎ茶は「リン、マンガン、ナトリウム」
  • やかんの麦茶は「ナトリウム、リン」
  • やさしい麦茶は「ナトリウム」
  • ONICHAは「マグネシウム、カルシウム、ナトリウム」

をミネラルとして定義しています。

麦茶という飲み物は日常的な水分補給として、体への負荷を強く気にせず飲めるものです。ONICHAも既存の麦茶と遜色なく、日常的な水分補給目的で、フラットな気持ちで飲める美味しい麦茶だと言えます。

あとがき(あるいは、インターネット老人会の一員としてONICHAに対し思うこと)

残念ながら「YouTuber」というカテゴリー全体に対する世間の印象は、令和の現在も、決して好ましいものでないように感じます。とりわけ、「迷惑系」と呼ばれる人々の起こした騒動の悪印象が少なからず尾を引いているところがあるのでしょう。

ネットユーザーの視点に立っても、「ネチケット」やローカルルールを学びながら、それなりに秩序を保って使われていたはずのインターネットにYouTuber文化が広がっていったことで、良くも悪くもインターネットコミュニティの門戸が広がりすぎてしまったという感覚がありました。

それと、これはあくまで個人的な意見ですが…。「陰キャ」の僕にとって心地良い居場所だったインターネットに突然持ち込まれたYouTuberの「陽キャ」なノリは、戸惑いを禁じえないものでした。

これらのことから、YouTuber…もう少し遡るとゲーム実況者や歌い手や踊り手なんかも含めて、当時のネットユーザーには必ずしも歓迎されていなかったように感じます。(何より、他ならぬヒカキンさん自身もネットユーザーからの反発を動画内で振り返ったこともありましたね。)さすがに今はそこまで風当たりが強くないとはいえ、その頃の名残のようなものはしばしば感じることがあります。

そんな中でヒカキンさんは「聖人」と評価されることが多いですが、これは彼の穏当かつ誠実な活動への評価であるのと同時に、「YouTuber全体に対する不信感が漂う中で、目立つ落ち度が無かったから批判の俎上に上がりにくかった」という側面もあったのではないでしょうか。

だからこそ、この評価は何かをきっかけに一気に風向きが変わる危うさを孕んでいて、今回のONICHAの炎上はまさにその一端が表に出てしまった出来事であるように感じました。

僕はヒカキンさんのファンの一人として、今回のONICHAのプロモーションに、本当に勿体なさを感じています。

ファンを心配させるような意味深な配信をあえて挟まずとも、「みそきんに次ぐヒカキンプレゼンツ新商品を出します!ヒントは、子供も安心して飲める健康な飲み物です!」という告知だけで、十分に世の中をワクワクさせるパワーがあったはずです。もっと自身のブランドと発信力をストレートに信じてもよかったのでは。「ワクワクする麦茶」というのも、言わんとしていることはわかります。麦茶が「仕方なく飲む、ワクワクしない飲み物」というのはさすがに言い過ぎでしたが、要は「ONICHAを、子供たちからジュースと同じようなテンションで積極的に選んでもらえるような飲み物にしたい」ということだったと思うので。

商品そのものについて言うと、「麦茶」という目の付け所は良かったと思います。体への負担が少なく、カップ麺(みそきん)より幅広い層にアプローチできる商品なので。一方で、実際に飲んでみると本当に「普通の麦茶」だったので、強く印象に残る個性という点では薄かったように感じます。

(みそきんのときは「にんにくが強めに効いた濃厚な白みそラーメン」という個性がありました。ファンとしては「やっぱりヒカキンさんは、動画で紹介していたくるりやニューミサみたいな、にんにくの効いた味噌ラーメンが本当に大好きなんだなぁ」と思えました。)

だからこそ今回、不必要な反感を買ってしまったのが本当にもったいなかったと思います。ONICHAが普通の麦茶であるからこそ、今のところ、数ある麦茶の中からONICHAを選ぶ積極的な動機は「ヒカキンの麦茶だから」というところになると思うのですが、それが今は「選ばない強い動機」にもなってしまっていて。せっかく、普通においしい麦茶なのに…。

しかしながら、この評価は持続しないものと考えます。ヒカキンさん自身は今回のプロモーションに対する反応を真摯に受け止めています。原料についても、国産大麦を使用できるよう準備を進めているといいます*1ヒカキンさんの思いが反映され、ブラッシュアップが進むことは今後「ONICHAを選ぶ動機」たりうると思うので、今後の展開に期待したいと思います。

お腹がたぷたぷになりました

◆「みそきん」のレビュー記事はこちら↓

namakoman.hatenablog.jp