
2020年に発売されたNintendo Switchのソフト「あつまれどうぶつの森」(以下、あつ森)は、その高い自由度に、発売当時のご時世(新型コロナウイルス感染症の流行に伴うステイホーム)も相まって、大ヒットタイトルとなりました。このタイトルで初めて「どうぶつの森」シリーズに触れた方も多いのではないでしょうか。かくいう僕もその一人です。
発売以降、定期的にアップデートでコンテンツが追加され、プレイバリューが増し続けていましたが、来る2026年1月15日には約4年2ヶ月ぶりのアップデート(Ver 3.0)が実施され、リゾートホテルや夢の島などの新たなコンテンツが追加されます。
今回は、そんな久しぶりの大型無料アップデートに先駆けて、僕のセーブデータの無人島「とく島」を綺麗に整備し直したので、皆様にも紹介させていただきます。
外出自粛が叫ばれる中で、なんとかして(コロナ禍当時に住んでいた)徳島県を冒険するためにゲーム内に再現した、渾身の「徳島」です!
(※この記事は過去にメインブログに投稿していた記事を加筆・修正のうえ再掲載したものです。)
「とく島」について
無人島を「徳島」にした理由
新型コロナウイルスの感染が日本国内にも広がり、日本中が不安に包まれていた2020年の春。当時は未知の感染症の感染拡大を防ぐために、外食なども含む不要不急の外出の自粛が要請されていました。
当時、僕は徳島県徳島市に住んでおり、メインブログで扱っていた話題も徳島県のグルメネタが大半を占めていました。しかしながら、ブログの記事を書くためにはまさに「不要不急の外出」が必要不可欠であったため、ブログ開始2年目(2020年当時)にして存続のピンチに陥っていました。
外食や冒険を自粛して予防に努めつつも、ブログのネタの収集ができないことにフラストレーションが溜まっていた中で、ブログ仲間の徳嶋ダイスケさんの「現実の徳島県で冒険できないなら、あつ森の世界を仮想徳島県に見立てて冒険すればいいのでは!?」という画期的なアイディアを僕もリスペクトして始めたのが「とく島」でした。
あつ森では、生活の舞台となる島の名前を決める際に、漢字の「島」の部分の読み方を「しま」「じま」「とう」から選ぶことができます。その仕様を知った瞬間「とく島(しま)にするしかねぇ!」と思いました(笑)
「とく島」基本情報
島の風景を紹介する前に、まずはとく島の基本的な情報から紹介していきます。

パスポートのプレイヤー情報はこんな感じです。先に述べたように、2020年の春から遊んでいます。DLCの「ハッピーホームパラダイス」も購入済みです。
特産品のフルーツはモモです。今思えば、オレンジが出るまでリセマラしても良かったしれないです。徳島はみかんも美味しいんですよ。勝浦町の貯蔵みかんとか。

島全体のマップと住民はこんな感じです。島クリエイターはガッツリ使っていますが、元々あった川と山の形はほぼ弄らずにそのまま活かしています。
住民は羊のメリヤス、カンガルーのアップリケ、オオカミのモニカがお気に入りです。

島メロディは「強い子良い子 大野海苔♪」にしています。徳島でお馴染みのCMです。
大野海苔は徳島県の食品メーカーで、主力商品の「日の出印 味付のり *1」は県内外で絶大な支持を集めています。


さっきから主人公が身に着けている服は、マイデザインPROで作った「すだちくんTシャツ」です。僕が実際に所持しているものを参考に作りました。
徳島県のマスコットキャラクター「すだちくん」の顔がプリントされたTシャツです。

エイブルシスターズにマイデザインを飾っているので、時々住民がすだちくんTシャツを着ていることもあります。


あとは、こんな服も作ってます。名西郡石井町のマスコットキャラクター「ふじっこちゃん」のワンピースです。
普段はすだちくんTシャツを着せていますが、キュートに決めたいときはふじっこちゃんに変身します。

なお、島の名前として扱われるのは「○○島」の「○○」の部分だけなので、実は様々なキャラクターから「とく島」ではなく「とく」と呼ばれてしまっているのは内緒です(え)
「とく島」百景
ここからは、とく島に作り上げた「徳島県っぽい風景」を紹介していきます!
「徳島県っぽい」というのがポイントです。ゲーム内に存在するオブジェクトおよび僕の残念な画力ではどうしても完全再現に至らなかったものも多々ありますので、ゴリ押しやこじつけが多々含まれます。
元ネタがあるものについては元ネタも併記しますので、頑張って再現しようとしたことが伝われば幸いです。
①エントランス

飛行場と案内所の間を繋ぐ、とく島のエントランス的な通路を作りました。
入島して真っ先に目につく前方と足元に、マイデザインででかでかと「徳島」をアピールしています。誰が何と言おうと「とく島」は「徳島」なのです。
なお、実際の徳島県にはこのような風景はありません(え)
②徳島県庁

ここはとく島の案内所…もとい徳島県庁です。案内所では島の条例の制定や、公共事業の採択(橋や施設の建設)などが行われます。とく島の行政の中心と言えます。なのでここは徳島県庁だと言っても過言ではありません。
徳島県の県章を島のシンボルマークとして旗に掲げることで「案内所は実質徳島県庁」という屁理屈を補強しています(え)
③キョーエイ

そしてここは、タヌキ商店…もといキョーエイです。キョーエイは徳島県下最大手のスーパーマーケットです。
とく島で物を買うならタヌキ商店ですが、徳島で物を買うならキョーエイです。なので、タヌキ商店はキョーエイと言っても過言ではありません。


キョーエイのシンボルマークを模したマイデザインを看板に貼り付けて、タヌキ商店の前に設置することで、タヌキ商店を「キョーエイ」と言い張っています。だいぶん屁理屈ですが、個人的には結構気に入っていたりします。
④眉山

徳島市民の心の山・眉山を、とく島で一番標高が高い場所に作りました。



実際の眉山山頂にある施設やオブジェクトを可能な範囲で置いてみました。ロープウェイ駅はやや無理矢理感がありますが(笑)
でも「眉山」って書いてあるからここは眉山です!

その他、四国放送のテレビアンテナや、一等三角点をイメージした家具(北極点)も配置して眉山要素をアピールしています。
⑤大川原高原

ここは大川原高原です!だって風車があるし!風車の周りにあじさいの木が植えてあるし!
あと牛!牛がいっぱいいる!!


大川原高原は名東郡佐那河内村にある高原で、あじさいの名所として知られています。また、風力発電の風車があり、牛が放牧されています。
風車とあじさい*2はともかく、赤べこを置いて「牛の放牧」と言い張るのはさすがにこじつけが過ぎたかもしれません(笑)
⑥イオンモール徳島

あつ森では、住民の家や施設以外の建物は建てられないのかと思ったら大間違いです!うまくやればこんな風に近代的な建物を建てられるんです。
徳島市最大の商業施設である「イオンモール徳島」を再現しました。

実物と見比べても、なかなか良い感じに仕上がったんじゃないかと思っています。入口のところの庇なんか、特に。
……そうそう。この状態からカメラを絶対に動かしちゃだめですよ。後ろに回り込もうなんてもってのほかです。

ああっ!お客様!困ります!お客様ァ!!!!

種明かしをすると、こちらの「シンプルなパネル」というパーテーションのような家具にマイデザインを貼り付けて崖の周りに並べることで、四角いシルエットのイオンモール徳島を力技で再現しています。要するにハリボテですね(笑)
庇のところは「やたい」を使用して再現しています。


なお、イオンモール徳島と全く同じメソッドで、マルナカ*3と平惣*4も作っています。
⑦マチ★アソビ

徳島市にて毎年春と秋に開催されているサブカルイベント「マチ★アソビ」をイメージした一角を作りました。徳島にゆかりのあるアニメ制作会社「ufotable」が企画・プロデュースしており*5*6、近年では阿波踊りに次ぐ、徳島県の一大イベントとなっています。
コスプレイベントをイメージして、ufotableのアニメ作品(Fate/Grand Orderと鬼滅の刃)のキャラクターの衣装を並べています。あくまで衣装なので、さすがにイノシシ頭で上半身裸の伊之助は再現できません(笑)

ここはイベント会場です。声優さんがトークショーをしているイメージでオブジェクトを配置しました。
……と言いつつも、マチ★アソビには実はほとんど行ったことがないので、本当にこんな感じなのかはあまり知りません(苦笑)徳島に住んでいた頃はアニメを全然見ていなかったので、行ったとしても何が何やらさっぱりだったんですよね…。
⑧サッカーコート

徳島県は、Jリーグに加盟するサッカーチーム「徳島ヴォルティス」のホームタウンです。そんな徳島ヴォルティスをイメージして、サッカーコートを作ってみました。
まあ、サッカーコートというよりは、どちらかというと学校のグラウンドみたいな感じになった気がします(笑)
なお、コートの部分には透明なマイデザインを敷いて、雑草が生えないようにしています。
⑨阿波踊り演舞場

ここがとく島のハイライト、一番見て欲しい場所です!


徳島を代表するイベント、阿波踊りの演舞場を再現しました。

実際の演舞場*7と同じように、真ん中に橋を架けています。そして桟敷席の2階にはスポンサーの広告を掲示しています。


着物もマイデザインで作っています。

連が踊り込む演舞場の周りにたくさん飾ってある服は、観客をイメージしています。
収納枠を圧迫する衣類を整理しつつ、阿波踊りのにぎわいを再現できたので自分でもかなりお気に入りの場所である反面、ここだけオブジェクトがやたらと多いので、初代Switchだと動作がもっさりします。ですがSwitch2ではこの箇所もスムーズに読み込んだので、改めてSwitch2の処理性能の高さを実感しました(笑)
あとがき

以上、僕があつ森に再現した徳島県こと「とく島」の紹介でした。
弄れば弄るほど創作意欲が刺激され、作りたいものが出てくるけれど、島のスペースも使える家具も有限です。でも、その中から使えそうなものを探して、徳島の色々な景色や施設にこじつけて見立てていくのはとても楽しい作業でした。
かなり長い期間プレイしてきましたが、アップデートなどで新登場したものなど、まだ持っていない家具がたくさんあるので、しっくりくるものが見つかる度に、これからも「とく島」が徳島らしくなっていくように、少しずつアップデートしていきたいと思います。

「とく島」の夢番地は「DA-2408-2889-8681」です。記事で紹介したもの以外にも、徳島をイメージした小ネタを多く詰め込んだ島にしています。興味のある方は、ぜひ覗きに来てください!
*1:商品名は「日の出印 味付のり」なのですが、徳島の人はこの商品を指して「大野海苔」と呼ぶことが多いです。
*2:スクショの撮影時期が悪すぎて雪に埋もれてしまっていますが、きちんとあじさいの低木を植えています。
*3:四国を中心に展開するご当地スーパーマーケット。かつては香川県高松市に本社を置く独立企業として運営されていましたが、2011年にイオングループ入りしたのち、2021年にマックスバリュ西日本に吸収合併されて、法人としては消滅しました。なお「マルナカ」の名前は、イオングループ内の店舗ブランドとして2026年現在も残っています。
*4:徳島県の書店チェーン。本社は徳島県阿南市。
*5:ufotableの近藤光代表取締役社長は、徳島市出身です。2009年にはufotable徳島スタジオが開設されました。
*6:2009年の初回から2018年まではufotableが主催していましたが、脱税報道に伴い一時的に運営を辞退しています。2019年から2023年まではスタジオマウスが運営していました。2024年5月には当時の後藤田正純徳島県知事の方針により、民間主導のイベントへ転換するために事業形態の大幅な見直しが行われ、それに伴い開催が中止されましたが、2025年より、ufotableの企画・プロデュース、NPO法人マチ★アソビによる運営という体制になって再始動しています。
*7:モデルは南内町演舞場